1982年頃、ジョンのアルバム「ダブルファンタジー」を録音したカセットを自転車(ママチャリ)に乗りながらよく聴いていた。
当時はウォークマン全盛だったが、自分が購入してたのは少しリーズナブルなAIWA。
自分が使用していたモノを遠い記憶をたどりながら調べると、おそらくAIWAのHS-P05 。
カタログの上段の右端メタリックブルー。
これでマイケルジャクソンのスリラーやホール&オーツ、メンアットワークなどを録音してよく聴いていた。懐かしい。
2010年にダブルファンタジーのリミックス版が出てるが、なるほど削ぎ落とされてこそ浮き出てくるリアルな演奏とボーカル、オリジナルでは聞こえてこなかったキーボードのフレーズなど聞き所満載で、個人的にもかなり好みな音造りになってるが、やはり「オリジナルバージョン」を聴くと、少し過剰かなと思えるアレンジでも当時の自分の行動や空気、その時、その時代に感じた匂いまで蘇ってくるのでフェイバリットバージョンとなるのだ。
ダブルファンタジーというアルバムはジョンとヨーコの曲が1曲ずつ交互に収録されてるのだが、例えば昔のレコードでいうA面はジョン、B面はヨーコみたいにまとめると、どちらか一方しか聴かなくなる可能性があるため交互にした、みたいな発言をジョンは残している。
自分は当時、ジョンのそういう発言があったことは知らなくて、カセットに録音したのはジョンの曲だけ残してヨーコさんの曲をなるべく排除したダブルファンタジーだった。それを外ではアイワのカセットボーイでよく聴いていた。
でもヨーコの曲「Kiss Kiss Kiss」や「Yes, I'm Your Angel」などの曲を今でもよく覚えてるのは不思議。きっと家ではアルバムそのまま聴いていたからだろう。そんなに惚れ込んで聴いていたわけではないヨーコの曲だが、40年近くたった今でも記憶に残ってるほどの特徴的なヨーコの曲もおそるべし!
デスペラ堂
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